アキレス腱痛・断裂症状の解説

アキレス腱断裂とは?本サイトではアキレス腱の痛み、断裂の症状・手術・リハビテーションなどアキレス腱に関する記事を専門に掲載しております。アキレス腱の障害についてお調べの方のご参考になれば幸いです。

治療方法・処置法について

 アキレス腱を断裂してしまった場合の治療方法には幾つかの方法が存在します。

 中でも代表的な処置としては、
●アキレス腱縫合手術によるアキレス腱の縫合
●ギプス固定による自然治癒
 の2つの方法があります。

 アキレス腱縫合手術に関しては詳しくは後述しておりますが、その名前のとおり断裂してしまったアキレス腱をつなぎ合わせる(縫合)する手術を行います。

 ギプスを使用する自然治療では、人間が本来保持している自然治癒力を活かした治療を行います。

 少しでも早く治す為には、絶対の安静とともにしっかりとした食事による食事療法も重要となります。必須たんぱく質を構成するアミノ酸の摂取、中でもグルタミンなどのサプリメントを積極的に摂取していくのもひとつの方法です。

 グルタミンは味覚の「おいしい」という感覚に大きく関与するアミノ酸として知られておりますが、医療の現場では外科手術を行った患者の早期回復を期待されて使用されるケースが大半です。

 これはグルタミン成分が手術の傷口の回復を早める可能性をもつことが確認されつつあるためで医療の現場では何年も前から行われていることです。

 写真の製品は誰もが一度は目にしたことがある味の素が開発した疲労回復効果をもたらす健康補助食品ですが、原材料のトップ記載にあるのはグルタミンです。

 アキレス腱断裂は、筋繊維の断裂を伴う障害ですから、外科手術同様傷口の早期修復が現場や実践中のスポーツ競技への早期復帰につながります。

注目を集めるアキレス腱の装具療法

 スポーツアスリートの場合は、アキレス腱復帰後から復帰までの完治期間を少しでも早めたいと思うもの。

 また同時に、手術後やギプス後の筋力の低下を少しでも防止したいとも思うものです。

 アキレス腱の完全断裂の場合は手術療法による治療効果が高く、筋力の低下の値が最も最小に食い止められることが確認されております。

 しかし軽微な部分断裂の場合は、手術療法も保存療法も治療後の筋力低下のパーセンテージに大きな変化が見られないことも徐々に確認されているのも事実です。

 また近年はアキレス腱の治療法方として装具を使用する「装具療法」による治療効果も徐々に実証されるようになってきました。

 装具療法とは、足関節の可動範囲に制限を加えることで軽い日常生活を行いながらアキレス腱に負担をかけずに治療を行っていく方法です。

 装具療法の基本は、足関節の「背屈(はいくつ)」に関する関節の動きに制限を与えアキレス腱が引き伸ばされる状態が起きないように関節制限を加えます。

※背屈=つま先をすね側に近づけていく関節の動き(底屈の逆の動作)