アキレス腱痛・断裂症状の解説

アキレス腱断裂とは?本サイトではアキレス腱の痛み、断裂の症状・手術・リハビテーションなどアキレス腱に関する記事を専門に掲載しております。アキレス腱の障害についてお調べの方のご参考になれば幸いです。

アキレス腱炎症の可能性

 かかと近辺に痛みが生じるケースについてご説明します。

 かかと近辺に強い痛みが生じているケースでは、
●アキレス腱の炎症
 が関与している可能性が多くあります。

 これはかかととアキレス腱の人体の構造上の問題です。

 アキレス腱はかかとにある大きな骨である
●踵骨(しょうこつ)
 の上端部分にがっちりと付着している組織です。

 実際の運動過程においては、アキレス腱がこの「踵骨」を持ち上げることで爪先立ちなどが可能となります。

 当然人体の全体重を持ち上げる働きを持つことから負担は大きくなります。

 また、この付着部位近辺に炎症が生じると、かかと近辺全般に痛みを伴うことになるのです。

 ですから、かかとの近辺に痛みが発症している場合もまた、アキレス腱炎症の可能性を検討する必要があるといえます。

踵骨疲労骨折の可能性

 かかと近辺からアキレス腱の付け根にかけて痛みが継続的に続くケースではアキレス腱周囲炎の可能性をまず検討していきます。

 更にアキレス腱周囲炎の可能性が薄いと判断された場合は踵骨骨折や足裏筋膜炎の可能性も検討する必要があります。

 踵骨骨折は文字通りかかとの骨の骨折のことで、踵骨はジャンプの着地動作など継続的な負荷が加わり続けることで踵骨疲労骨折を発症する可能性があります。

 軽度の場合は、歩行時にズキン!と痛みが走り踵を地面につくことを回避するようになりますが、痛みはやがて引いていくので、継続的に負荷が蓄積し本格的な踵骨骨折に至るケースも多くあります。

 足底筋膜炎は足裏を覆っている足底筋膜組織に炎症を生じる疾患で、この疾患も踵周辺に痛みを生じやすく、痛みの発症と軽減を繰り返す傾向にある代表的な足裏の障害のひとつです。

体重の増加もひとつの要因

 かかと周辺の痛みの原因はこのような疲労性の蓄積の他、柔軟性の低下、そして体重の増加などもひとつの原因となります。

 人体の構造を見ても2足歩行を行う人間は全体重を「踵」を中心とした足裏で受け止めていることがわかります。

 また体重が1年間の間に急激に増加したようなケースでは体重に見合う筋力が伴わない場合、踵骨への負担も更に大きくなります。

 自己管理が難しい部分でもありますが、過度なダイエットなどをせずにヘルスメーターなどの医療機器を使用してデータを蓄積しながら体重や体脂肪をデータ管理していくと結果が出やすい傾向にあります。

 但し、医療機器の測定器製品を扱うオムロン・タニタなどのヘルスメーターは認知度が高く人気がありますがやや高額です。(製品を大量に仕入れている販売店ではメーカー製品であっても半額以下で販売していることもあるようです)

体重推移表

 この場合は自作の簡単なものでも良いので、表を作成し「縦軸に体重ライン」・「横軸に日付」を設定し出来る限り目視が可能なデータ表をつけていくと良いでしょう。

 目標をグラフ化することは、現在の自分の位置と過去の位置、そして将来の予測が推測できることから体重の推移表を作成することはお勧めです。